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米粉工場見学 新潟製粉 [めし]

新潟県胎内市にある、米粉工場・新潟製粉㈱を見学する機会がありました。

平成8年、新潟県は米のおいしさを追求するため、
選別の篩の目を1.75mmから1.85mmに広げました。
つまり粒の大きい米だけが残るのです。
その結果、粒の細かい米・クズ米が増えました。
クズ米に付加価値をつけて売るため、この新潟製粉が平成12年にできました。


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機械を見ても何がなんだかよくわかりません。

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米粉。
この新潟製粉の米粉の特徴は、上新粉よりも1.5~2倍細かく、
しかもデンプンの損傷が少ないこと。
特殊な技術で細かくしています。
普通に米を粉にしようとすると、硬いものを無理やり壊す=ガラスを叩き割るがごとく、
いびつな形になります。
このいびつな形では、グルテンで膨らんだ気泡を壊して、
団子みたいなつぶれたパンが出来上がるとのこと。

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製品。
ケーキ用のものは、米粉8割、グルテン(小麦)と麦芽糖が2割入っているそうです。
米は他の味をジャマしないので、米粉を天ぷらに使うと、素材の味が引き立ちます。

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原材料の米。農家さんが持ち込むこともあるし、各県から持ち込まれたりもするし、
古米を買ったり、地元から契約米を買ったり、しているそうです。
これは農家さんが持ち込んだ米です。



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