第2回養液土耕栽培システム生産者交流会に行ってきました

2019年11月28日木曜日、新潟市内の東映ホテルにて、
第2回養液土耕栽培システム生産者交流会が開催されました。




最新機種、TT-750。
液肥混入用ポンプ1台の能力が750ml/分だそうです。
TTはトラクタブルなんとか、の略らしい。
人工透析に使用するポンプと同様の機構を持ち、
S1P25Gと違ってエア抜きの必要がありません。
液晶画面も70度まで耐えられるようになり、
真夏にハウス内が50度を超えても十分使用できます。


またタッチパネルで操作しやすく、エラー表示が出ても、同時に
「○○してください」と指示が出るそうです。
コピー機やプリンターの紙詰まりを直す際に、
液晶画面に指示が出るのと同じような感じになります。



簡易機・ドスマチック液肥混入器の中身。
機械の一番下、液肥タンクから吸い込む用のチューブ取り付け部分に逆止弁がついており、
そこがうまく作動せず水が逆流して液肥タンクの中身が増えている、
ということがごくたまにあるそうで、その場合は先端のチャッキ弁を取り外して
洗うといいです。
この部分以外の修理は、自分で行わずににメーカーに送ってください。


他にも、メーカーであるOATアグリオや養液土耕栽培研究所から
トマトの尻ぐされ病対策について大変ためになる話が聞けました。
また生産者の方からも、現在ご使用になっている機械の調子やご要望など
聞くことが出来、参加して非常によかったです。