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農機倉庫専用、上越地方の鋼板ハウス [上越営業所管内]

20080811 上越ハウス (29).jpg
新潟県上越地方で見かける、大型農機を収納するハウス。
同じような広さで某プレハブメーカーの倉庫は、
おねだんが家1件と同じくらいゼロがつくらしいですが、
このハウスだったら国産のちょっといい車1台くらいのゼロのつき方です。

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朝日池総合農場の直売所 [上越営業所管内]

DSC07415.jpg
新潟県上越市大潟区の朝日池総合農場内にある野菜直売所、むら市場。
柿崎インターを降りて上越方面に走ってすぐ、
2番目だったかな?の信号を左に曲がり直進すると見えてきます。

ジュニアベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)がいるお店。


お供え餅を焼いて豚汁にイン [上越営業所管内]

オータムポエムの花びらを取る作業を少し手伝ったら、お昼をご馳走になりました。


まず、正月のお供え餅を、薪ストーブの上でじっくり焼きます。
農家さんが自分で作ったもち米で、自分で天日干しして、自分の臼でついたもちです。
奥がお供えで、手前がのした餅。


だんだん色づいて、端が割れていきます。
ヨーロッパのパンみたいです。


大鍋で作った豚汁、煮込んでおそらく2日~3日目を盛ります。
豚肉、タマネギをキロ単位で投入したそうです。


できあがり。


薪ストーブでじっくり焼いたお供えは、外側はアラレのごとく硬く割れ目が鋭利で、
舌から思わず血が出ましたが、内側はトロロロロと癒されるやわらかさ。
豚汁の具は、豚肉、タマネギ、こんにゃく、豆腐、ごぼう。
ごぼうから染み出した旨み、タマネギと肉という最強タッグの甘さ、こんにゃくの歯ざわり、
汁をたっぷり吸った豆腐。
香ばしく硬い外側の餅となめらかでやさしい内側の餅、
そして豚汁の幾重にも重ねられた甘さと触感が、餅の粘りとともに天まで届きそうな快感です。


醤油をつけて海苔で巻いた磯辺巻も、鼻と舌と心をくすぐるおいしさ!

気がつけば、午後9時半まで全然ハラが減らないくらい食べていました・・・。

尚、血が出た舌は餅の鋭利さではなく、並びの悪い私の歯が舌を傷つけたようでした。
1週間近く経ってもキズはふさがらず、飲食するたびに痛みを感じます。
おかげで1週間で3kgやせました。(リバウンドが待っています)
これを「舌噛みダイエット」と言います。よいこのみんなは、マネしちゃダメだよ!


上越市特産・オータムポエムの出荷方法 [上越営業所管内]


おじゃましまーす。


上越市の冬野菜、オータムポエム。
本体がこんなにデカイ野菜とは思いませんでした。
脇から伸びる茎を収穫します。


納屋(作業場)へ運びます。


高さをそろえて根元を切ります。26cm。


黄色い花をとります。花びらだけでなく、根元からむしるようにしないと、
ヒゲみたいなのが残って見た目がよくありません。


FG袋に300g入れます。


1箱20袋入れて出荷します。


今シーズンは暖冬で、オータムポエムがかなりよくとれています。
値段もそこそこ良く、農家さんは喜んでいるようです。


2007年1月18日、JAえちご上越の直売所・あるるん畑にて。195円でした。


旬菜交流館あるるん畑 [上越営業所管内]


新潟県上越市・謙信公大橋のたもと、総合病院横のあるるん畑。
JAえちご上越の直売所です。
大通りから建物は見えるものの、残念なことに、上記写真の入り口は大通りに面していません。
でもお客様はそこそこいらっしゃいます。


店内は焼き芋マシーンのおかげでイイニオイ。

野菜編。


特産品・オータムポエム。売れています。

カボチャ、ブロッコリー、せりなど。

雪下だいこん。甘そうです。1本買いました。

オータムポエム300g195円、結構いい値段です。
1分ゆでておひたしに、炒め物に。茎の甘さが売りです。

加工品編。


もち。きび、ごま、しそなどいろんな種類があります。

えっちゃんの惣菜。揚げ物や煮物など。
豆乳プリン1個105円も製造。ココア味と、かぼちゃミルク味を買いました。

米粉パン。米が主原料ですが、グルテンやイーストを添加しているので、
小麦アレルギーの方はやはり食べることが難しいでしょう。


すりたての米はウマイに決まってます。


ちゃんと食べるとイイコトあるよ♪


農家の休憩・10時と3時 [上越営業所管内]


秋ですね。

10時や3時の休憩時に農家さんへ行くと、
働いているおばあちゃんやお母さんと一緒に
お茶を飲んだり漬物(隼人瓜とか)を食べたりします。


さつま芋のレモン漬け。
さつま芋(ベニアヅマ)の甘味とレモンの酸味が、農作業の疲れを吹き飛ばす。
甘いのに舌にしつこく残らず、さわやかに消えていく理由は、
沖縄の黒砂糖を使っているためだそうです。


きゅうりの漬物ですが、食べると甘いです。
砂糖、醤油、酢、ショウガ、それにトウガラシをひと煮立ちさせ、
アツいままきゅうりにかけます。
市販のきゅうりのキューちゃんのホームメイド版みたいなもの。
メシにも酒にもお茶にも合います。
きゅうりを主に栽培している農家さんなので、
このほかにもおいしい食べ方をいろいろ知っているのでしょう。

こういったあまり知られていない美味珍味を作り出す農家の皆さん。
真のグルメだと思います。


きゅうり農家さんの犬「シロ」。冒頭の菊もその農家さんのものです。


新潟名物・やわ肌ねぎ [上越営業所管内]


やわ肌ねぎというネギをご存知でしょうか。
JAにいがた全農ブランド(農協の上の組織)のネギで、
今の時期のものは秋雨でネギがやわらかくなり、
辛味がとれて甘味が強調されるのが特長です。
参考に、関東の秋から冬は雨が少なく、身がカタく辛い。
また秋から冬に出る新潟の青物は、やわらかく甘いが日照量が少ないので
ボリューム感が出ないそうです。たとえば水菜とか。
やわらかく甘くするのは秋雨であり、雪による適度な湿度です。
雪の中は基本的に凍らない、いわゆる0度から5度のチルド状態に保たれており、
降雨が少ないので冬でもとにかくなんでも作ってやれという関東モノよりも
雪に囲まれた新潟の野菜の方が断然味がいいのです。


収穫されたネギは、

皮むき機でやわ肌に脱がされ、

首と足をテープで縛られて

嫁いでいきます。

今出てきた生産資材(テープ等)は江口屋にて取り扱いございます。


遺跡発掘にもビニールハウス [上越営業所管内]

新潟県糸魚川市のJAひすい様のご依頼で、
遺跡発掘のためにパイプハウスを使うという仕事があります。
先日そのハウスにビニールを張る手伝いをしてきました。
道路を作ろうと地面を掘ると、たまに遺跡が出てくるそうです。
工事はストップ、2年くらい発掘してだいたい様子がわかったら、
また元通りに地面に埋めるそうです。
作業中の雨よけ、風除けのためにビニールハウスを使います。
ハウス内の発掘が終わったら、ハウスを解体してまた次の箇所に立てて、の繰り返し。

帰りの夕陽がキレイでした。


スソバリアをカーテンに使う理由 [上越営業所管内]

上越市大野というところの、42.7mmのパイプを使ったハウス。
施工屋さんを呼ばずに農家さん自身で建てたそうです。
中にはブロッコリーやキャベツが植えてあります。

天井の補強。新潟のハウスによく見られます。
ぶっといパイプにグサグサと刺さる補強。

左側に見える天窓。ここの農家さんは天窓が大好きで、
他のパイプハウスにも東都興業のトビテン等の天窓装置が取り付けてありました。

保温効果を高めたり、光を遮ったりする用のカーテンフィルム。
スウェーデンのスベンソン社製LSスクリーン(カーテンフィルムの最高級品!)と、
みかど化工のPOフィルムを使っています。

いちばん外側の天井のフィルムは、シーアイ化成のスカイコートテキナシ5を使用。


カーテン巻き上げ装置のチェーンドラム。
フィルムをよく見ると、シーアイ化成のスソバリアと書いてあります。
スソバリアの原料はバージン(≒まざりものなし)ではなく、再生品です。
透明性はあまりないため、通常はハウスの地面の際=スソに使われます。
もしや「ナシジのPO※」的な使われ方をしているため、カーテンに採用されているのか?
シーアイ化成さん、スソバリアの巾を広くしたものを
スカイコートナシジとして売り出せばどうでしょうか。

側面にはダイオグランドシートが敷いてあり、手前には塩ビ管の排水口がついています。
ハウスの屋根の雪がここに落ちて、溶けて流れていくというしくみのようです。

※ナシジとは?強烈な太陽光を拡散させ、やわらかい光にするため、フィルムの表面に
細かい傷をつけて梨の皮のようにザラザラさせたビニールフィルム。
ほうれん草など葉物の栽培や水稲育苗によく使われる。
傷をつけたフィルムという性格上、丈夫さに欠けるのか、また、時流か、
ビニールよりも丈夫なフィルム=PO(ポリオレフィン)でナシジはないかという問い合わせが
全国各地で頻繁にある。


水菜の定植 [上越営業所管内]

育苗まではトレーの中で育てましたが、次は地面に植えます。

まず雑草が生えないようにマルチフィルムを敷きます。
今回は特注のマルチフィルムを使います。
なんと10穴!3010というグリーンマルチ(緑色のポリエチレンフィルム)です。
3010とは?幅135cm、穴10列チドリ、10cmピッチ(間隔)で穴があいているやつです。
8穴でも十分なんだけどなあ・・・
マルチのラベルには3610と書いてありました。10列は完全な規格外です。
穴が多すぎるとフィルムが破れやすくなるので、普通はメーカーが加工をしたがりません。

水菜は間隔が広すぎると茎も広がるので、なるべく間隔を狭くして茎を垂直に伸ばしますが、
あまり狭すぎると収穫のときに葉が隣の葉と絡んで収穫しずらくなります。

マルチフィルムの端をプラスチックの杭で押さえていきます。
写真はシーアイ化成㈱のスケルトンボ。

ちょっと高いですが、銀色のマルチトンボやマルチロックに比べると丈夫で、
引き抜いたときに羽部分が曲がりません。マルチトンボの羽は薄いので曲がることが多いです。
踏んづけてもあまり変形しません。長~く使えます。

マルチを敷いたら、潅水チューブ(スイミサンスイM)をその上に置いて、
U字杭でおさえます。

U字杭はかなり使い込んでありますね・・・
末端部はスミサンスイのワンタッチストッパーで押さえ、U字杭を穴に通して地面に挿します。

潅水チューブは生育中に使います。

潅水チューブも設置したら、次は全体に水を撒いて穴を湿らせ、
いよいよ定植します。
穴に指を入れて土を少し掘り、ピンセットでトレーから土ごと苗を取り出し、
掘った穴に入れていきます。慣れたパートさんはリズミカルにこの作業をこなします。
私の3倍速く動きます。

生育中。

茎が太くなってきたら、そろそろ収穫です。

収穫の写真は撮りませんでした。これで水菜シリーズは終わりです。

グリーンマルチ、スケルトンボ、スミサンスイ、U字杭は弊社にて取り扱っています。
各営業所にお問い合わせください。
http://blog.so-net.ne.jp/eguchiya/2005-10-29
グリーンマルチの特注品はロット本数(200m巻30本あるいは50本)から承ります。


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