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もう間違わない!サンホープのスプリンクラーのノズル [ハウスの水まわり]

新潟県下越地方では、4月第2週目くらいまでは水稲育苗の灌水資材の問い合わせが
我々のような資材屋に殺到します。

頭上灌水、いわゆる吊り下げ式では
越ガ谷プラスチックスのOK式灌水パイプ、
サンホープのハンガースプレーセット、

サイド灌水では
マサル工業のダブルレグ、
住化農業資材のミストエースS54あるいはS72、

立ち上げ式では
サンホープのポータブルセット、サンライザーセット

あたりが、よく使われているようです。


今回は、サンホープのノズルについて。
DNで始まるシリーズのスプリンクラーを分解。


これはブリッジという部品で、共通して使われています。
ノズルとスプレダー、取付部品などを変えることで使いまわすことができます。


これがノズルです。色によって水量が変わります。穴の大きさが違うんですね。
新潟県下越の水稲育苗では、左端のオレンジがよく使われます。毎分2Lの散水量。


散水パターンが決まる部品、スプレダーです。ノズルではありません。
一見、これがノズルっぽいですが、あくまでもスプレダーです。
現場からの電話で「ノズルの色が赤いんだけど」という声を聞いて赤ノズルを手配して
痛い目にあった農業資材店の営業マンは全国に何百人と居るはず!
「それはスプレダーという部品です。そのスプレダーと黒いブリッジの隙間から
 わずかに見えるのがノズルです。その色を教えてください!たぶんオレンジ色です!」
と尋ねれば、返品を食らわずに済みます。
「あーこのちいせがん?オレンジらねー(この小さいものでしょうか。オレンジですね)」
と、新潟の場合は返事が来るでしょう。
サンホープの人も、これくらい指導してもらえると、たいへんありがたいんですけどね!

分解の仕方。
分解してノズルの目詰まりをとることができます。


スプレダーをズラします。無理やりやっても壊れません。


ノズルを爪で押します。撮影上の都合で片手ですが、両手でやらないと取れません。


分解おわり。

組み立て方。



ブリッジにスプレダーをはめます。


ノズルを穴に入れます。



シャーペンかボールペンの先で、ガツッとはまるまでグッと押します。かなり力が要ります。
鉛筆で押すのはダメです。芯の先がノズルの穴を広げてしまうおそれがあります。


できあがり。

こんな問い合わせや苦労も、4月半ばになればピタッと止みます。


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