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水菜の定植 [上越営業所管内]

育苗まではトレーの中で育てましたが、次は地面に植えます。

まず雑草が生えないようにマルチフィルムを敷きます。
今回は特注のマルチフィルムを使います。
なんと10穴!3010というグリーンマルチ(緑色のポリエチレンフィルム)です。
3010とは?幅135cm、穴10列チドリ、10cmピッチ(間隔)で穴があいているやつです。
8穴でも十分なんだけどなあ・・・
マルチのラベルには3610と書いてありました。10列は完全な規格外です。
穴が多すぎるとフィルムが破れやすくなるので、普通はメーカーが加工をしたがりません。

水菜は間隔が広すぎると茎も広がるので、なるべく間隔を狭くして茎を垂直に伸ばしますが、
あまり狭すぎると収穫のときに葉が隣の葉と絡んで収穫しずらくなります。

マルチフィルムの端をプラスチックの杭で押さえていきます。
写真はシーアイ化成㈱のスケルトンボ。

ちょっと高いですが、銀色のマルチトンボやマルチロックに比べると丈夫で、
引き抜いたときに羽部分が曲がりません。マルチトンボの羽は薄いので曲がることが多いです。
踏んづけてもあまり変形しません。長~く使えます。

マルチを敷いたら、潅水チューブ(スイミサンスイM)をその上に置いて、
U字杭でおさえます。

U字杭はかなり使い込んでありますね・・・
末端部はスミサンスイのワンタッチストッパーで押さえ、U字杭を穴に通して地面に挿します。

潅水チューブは生育中に使います。

潅水チューブも設置したら、次は全体に水を撒いて穴を湿らせ、
いよいよ定植します。
穴に指を入れて土を少し掘り、ピンセットでトレーから土ごと苗を取り出し、
掘った穴に入れていきます。慣れたパートさんはリズミカルにこの作業をこなします。
私の3倍速く動きます。

生育中。

茎が太くなってきたら、そろそろ収穫です。

収穫の写真は撮りませんでした。これで水菜シリーズは終わりです。

グリーンマルチ、スケルトンボ、スミサンスイ、U字杭は弊社にて取り扱っています。
各営業所にお問い合わせください。
http://blog.so-net.ne.jp/eguchiya/2005-10-29
グリーンマルチの特注品はロット本数(200m巻30本あるいは50本)から承ります。


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