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某所に載せたイチゴ原稿 その1 歴史 [イチゴ]

某所に載せたイチゴ原稿。加筆・修正した後、
9回に分けて掲載します。
以下。

老若男女、嫌いな人はいないと思われるイチゴ。
イチゴは4回収穫のピークがあり、3月に1番果と呼ばれる1回目の旬があり、
今がちょうど2番果、2回目の旬です。(この文章は2007年4月中旬ごろ発表されました)

1、歴史

バラ科オランダイチゴ属。
原産国はチリ。自生する野草としてではなく、栽培するイチゴとしては、
北米産と南米産がかけ合わされオランダで生まれました。
日本には江戸時代の終わり、1840年ごろに当時鎖国を免れていたオランダから渡来。
オランダイチゴ、クサイチゴとも言われていました。
1960年代までは5~6月に食べる季節的高級果物でしたが、
食生活の変化・高度化に伴い、広く食べられるようになります。
栽培技術の開発と品種の改良が進み、現在ではほとんど一年中栽培されています。

世界中ではジャムなど加工用途が多いですが、日本は生食がメインで、
生食でのイチゴ消費量は世界第一位とも言われています。
品種は東の横綱・とちおとめ、西の横綱・あまおうが有名です。
新潟県内でも美味しいと思うイチゴは、とちおとめと越後姫でしょう。
後述しますが、九州産など移動距離が長いイチゴは移動中に糖分を消費してしまうので、
新潟で食べてもあまりおいしく感じません( ̄◇ ̄;)

新潟県オリジナル品種の「越後姫」は、新潟県園芸試験場で6年がかりで育成。
平成元年に「女峰」と「ベルルージュ」を掛け合わせ、さらに「とよのか」を掛け合わせます。
平成3年、この品種交配によってできた「オタマ」が、さらに研究・改良を重ね、
平成6年に当時の平山新潟県知事に「越後姫」と命名され、徐々に広まり、
新潟でメジャーなイチゴになりました。


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