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ビニールハウス妻柱の破裂 [ハウスのコツ]

妻柱破損 (1).jpg
新潟のビニールハウスは主に水稲育苗のときだけ使うので、
育苗が終わって田植えが済んでしばらくするとビニールをはぎます。
そしてまた春が来るとビニールを張ります。


妻柱破損 (2).jpg
アーチパイプから妻面の柱(間柱・マバシラと呼びます)を下ろす金具が
ユニバーサルである場合、
雨がパイプに入って行き、冬になるとその水分が凍って
妻柱破損 (3).jpg
このように破裂します。ちなみにこのパイプは31.8mm径、肉厚は1.2mm。
水の力ってすごいですね。
妻柱破損 (5).jpg
この下は
妻柱破損 (4).jpg
こうなります。
割れて錆びます。



妻柱破損.jpg
尚、一年中ビニールを張りっぱなしにする場合は、
水は入りにくいので破裂はしないと思われます。
また地面が砂地の場合も、水が砂に染み込んで抜けやすいので
破裂する可能性は低いようです。



吊具.jpg
このような、キャップ型のものを使うといいでしょう。
(写真は佐藤産業のニュー自在Tバンド)
利点
・ユニバーサルに比べると、雨が入りにくいのでパイプも錆びて割れない。
・荷重が柱全体にかかるので、妻面が丈夫になる。
短所
・ユニバーサルに比べるとお値段が高い。




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