寒鮒の地酒煮 [めし]
新潟県阿賀野市、国道49号線の京ヶ瀬郵便局隣、農協の直売所にて
12月下旬のみ、寒鮒を販売しています。
のぼりが立っていたら販売中。立っていなかったら、また次回どうぞ。
京ヶ瀬寒鮒組合(仮称、中林高喜代表)のおじいさん2人が店番。
つりぼり経営を30年くらいやっていましたが、今はやめて寒鮒を販売。
500gで1000円。
1kgで2000円。
味噌煮がおすすめ。ワンカップ(日本酒)で一時間ほど煮込み、砂糖を入れ、
味噌を適当に入れてできあがりです。
ということで、500g1袋を購入、調理にとりかかります。
ざるにあけてさっと洗います。
日本人なら畳の上で死にたい。
寒鮒も、どうせなら地元の酒で煮てあげたい。ということで、
同市内(阿賀野市山口、旧水原町)の越の日本桜で煮てあげることにします。
酒を注ぐと、鮒たちはピチピチと暴れだします。水を得た魚。
しばらくはフタをして火にかけます。
お酒の量は、1kgに対して1~2合です。
お茶で煮る場合もありますが、店番のお父さんによると日本酒が一番だとか。
煮立ってくると、自然と鮒がカールします。もう鮒は暴れません。
クッキングペーパーで落し蓋をし、あとは弱火で1時間。
とりあえずできあがりましたが、水分がほとんど飛んでしまいました。
しかも煮すぎ。ちょっと触っただけで身がつみれのようにグチャグチャに。
四分の一を器にあけて、そのまま酒のつまみとしていただきます。
内臓や骨の苦味はあるものの、川魚特有の臭みはまったくありません。
残り四分の三にさらに酒を加え水分補給、砂糖と味噌を投入し混ぜます。
ご飯に盛り、大葉を飾りつけ。
大葉を4枚、根本から水平に千切りにします。葉脈・繊維を切断することで
大葉の風味、香りが引き立ちます。
炊き立てのごはんに載せて。大葉もうちょっと多くてもよかったかな。
お茶漬け。だし汁でいただきます。ユズと金ごまをかけました。
今 鮒を販売していますか?
by 坂井 (2008-08-16 16:35)
坂井様
鮒は、毎年12月末のみ、およそ1週間の販売です。
よろしく御願いします。
by 株式会社江口屋 (2008-08-18 12:17)